12月26日(金) 今日と明日はOさんとご一緒。織田くんを応援していてミーハー気がなくて博識で、一緒に観戦するにはとてもありがたいお方だ。リンクへは昨日の友人たちと一緒に行く。開場の1時間前にすでに列ができていた。雪は降っているし、吹きっさらしで立ったまま、でも知った顔を見つけてはおしゃべりに励む。
開場になって中に入ると、町田くんの曲が聞こえたので急いでリンクの中に入った。昨日と同じようにバナーを張る。向かい側に行って見たらちょっと気に入らないところがあったので、直しに戻り、その場で練習を見た。織田くんは少し早く切り上げて、ちょっと気掛かりなそぶり。なんて言ってるのか分からないので不安が無限に膨らんでしまう。

男子FSが近づくにつれて空白の時間とため息が多くなり、何度もOさんになだめられる。目の前で何が行われていても、気がつくと織田くんのことを考えていた。女子のSPは驚きと喜びと悲しみの入り交じった結果となった。でも最終グループには期待どおりの6人。
織田くんが出場している2年ぶりの全日本。もっともっと長く味わっていたいけど、すぐに最終グループになってしまう。滑走順は2番目。グループ内での順番は2→1→3→4→5→6の順に好きだ。6分間練習が始まってすぐ、ループでコケる。うわぁ、怖いよぅ。どれほどか待ち焦がれた瞬間だとはいっても、楽しい気分で見れるものでもない。6分間で1度4トゥ+3トゥをキメていた。これが本番で入るといいんだけど。

町田くんの演技の終盤に織田くんがリンクサイドに現れるともう気もそぞろ。一挙手一投足を目に焼きつけながら祈るだけ。
最初の4回転は転倒。見ていた角度では回転不足は分からなかったけど、認定はされていなかった。おりられそうに見えたので残念だった。コンボは足りないものの残りのジャンプをきめ、きれいにまとめた。公式練習の時の方が元気があったのはしかたないか。157.25点。あと4人の演技が残っているので、気を鎮めて待つ。4回転は失敗したけれど、できる限りのことはできたと思うので、ある種の満足感はあった。
最終滑走の小塚くんは、最終滑走のプレッシャーにもコンピュータートラブルにも負けず、4回転は同じく失敗したけれど、いい演技だった。終盤の3アクセル失敗の分、差はついたけれど、その点差は演技の印象より大きかったような気がする。

表彰式に現れた織くんは、演技後と違ってニコニコ顔だった。今度こそ本当だね。高橋くんはいないけれど、それを今言ってもしかたがない。来季は必ず帰ってきてくれるだろうし、その時はまた全力ですごい戦いを見せてほしい。
優勝カップの重さによろける織田くん。なんで国内大会には表彰状があるんだろう? あれがなければカップやトロフィーを受け取りやすいし、選手の名前を読めなくて恥をかくこともなかろうに。
すべてが終わり、帰りがけにいろんな人が「おめでとう!」と声を掛けてくださった。嬉しくてついうっかり「ありがとうございます」とか言ってしまった。サイトを始めたころサイト持ちの先輩から、織田くんになり代わって「応援してください」とか、応援に対してお礼を言ったりしちゃいけないョとアドバイスされた。それでも「おめでとう」と言われれば反射的に「ありがとう」って言っちゃうよなぁ。私だって別の選手を応援している友だちに、もしその選手が優勝したら「おめでとう」って言うよなぁ。それはその友だちに対する祝福だからまた別かな。なんてことを考えながらたくさんの「おめでとう」を聞いた。今年のどの優勝より嬉しかった。

夜中の放送をホテルの部屋で見よう!と楽しみにしていたけれど、タクシーに乗る前に織田くんは終わってしまった。競技が終わるのも早くはない上に表彰式もあったのだから、そりゃそうか。そういえば、3年前のあの表彰式を最後まで見届けたら地下鉄がなくなっていたっけ。東京の終電の早さにびっくりしたものだ。
優勝が決まってインタビューを受ける織田くんは、少し目をうるませながら気丈に受け答え。なのにインタビュアーは初めから泣かせる気だったようで、執拗に「涙」に触れる。スポーツの中継をバラエティの制作と同じに考えているのかもなぁ。

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