9月25日(木) 朝食は8時から(遅い!)なので、リンクから戻ってから食べることにして、ともかく出掛ける。リンクの場所が分からない、というより方角が分からないまま外に出た。ホテルから東北東の方向、山の方にあるということは分かっているけど、まだ暗く天気も悪くて、山がどこにあるのか分からない。結局、見当をつけて歩き出した方向は間違っていて、大きめのホテルがあったのでフロントにいた人に
聞くと、正確な地図をくださった。それを見ながらやっとリンクに辿り着き、中に入る。リンクの向こうには高い山とスキーのジャンプ台がある。入り口は開いていて、チケットブースにも誰もいなくて、そのままメインリンクの中に入れた。ちょうど織田君のグループが始まるところで、氷に下りたのを確かめてから客席へ。実は織田君には「見に行く」って言わないまま来てしまった。公式練習中なら見つからないだろうと思っていたら、当たり前のように上を見て「おはようございま〜す」と言いながらパタパタと手を振った。‥‥‥知ってたのか
(^ ^; 織田君はスピードびゅんびゅん、すごく体調が良さそう。相変わらずジャンプも軽く、不安になるほど調子がいい。練習が終わってリンクを出ながら「来るなんて言ってたっけ?」(ちょっと口がとんがり気味)。「あれ〜言ってなかったっけ?」としらばっくれると「言うてへんわ!(怒)」難しいんだよ、いつ言うかは。昨日、先生から聞いていたらしい。競技の時になっていきなり顔を合わせることのないようにとは思っていたんだけど。
織田君は髪が伸びていた。忙しくて切る暇がなかったんだそうな。練習やトレーニングで忙しかったのではないというところが、らしいというかなんというか。競技まで間があるのでホテルの方に歩きながら、道ばたに落ちている馬ふんを見て、思っていたとおりのリアクション
(^ ^) いつもと変わらない様子を見てホッとした。
ホテルに戻って朝ご飯♪ パンとチーズ、ハム、ゆで卵、ジュースにコーヒーの超シンプルな朝ご飯だけど、パンが焼きたてでめちゃくちゃ美味しい! 食事が出てくる時間とかただでさえ遅いのに非常にのんびりしていて、想像していたドイツのイメージとは違うなぁ。オーバーストドルフがそれだけ田舎ってことなのかも。
リンクに戻り、競技を見る。バナーはジャッジの反対側に張った。他にはトマーシュともう1人の分しかなく、後になってもパラパラッと掲げられただけ。そもそも観客が、家族分もいないような人数で、全関西とかの方がはるかに多いのであった。ノービスのペアというのを初めて見た。リフトが上がらない、ツイストリフトもスロージャンプも1回転が精いっぱい、デススパイラルが潰れる、サイドバイサイドスピンは揃わないのが基本、このレベルから練習を重ねて重ねてあの演技がある。ペアが育つのは奇跡だと思った。コンパルソリの前に席を移動し、男子をどこで見るか(撮るか)を決める。
男子SPになったら少しは増えるかと思っていたら、観客の数はほとんど変わらず。1グループ5人しかいないし製氷も挟まないので、第2グループはすぐにその時がきてしまう。6分間練習は好調、でもこれはまだ練習。織田君は先月も小さいとはいえ試合に出たんだけど、織田君の競技の撮影をするのは一体いつ以来? 最近は関大のイベントしか撮っていないなぁ。三脚を伸ばしケーブルを繋いで準備していると、胃が焼けつきそうなほど緊張してしまう。氷の上でコールを待つ織田君は顔がこわばり、視線がさまよう。大丈夫、織田君の場合、極度の緊張は集中の証しだから。
音楽が始まって、最初のジャンプの助走に入り、ぐんぐんスピードを上げる。3アクセル、練習どおりきれいに成功。どんなに調子の良いときでもアクセルだけは怖い。これで半分終わった気分。続いて3ルッツのコンボ。今日に限ったことではないけど、セカンドジャンプが高くて、3回転を跳んだように見えない。3フリップは今のプログラムの位置なら安心して見ていられる。直線で来ると、後ろが狭くてよく怖いことになっていた。フライングシットスピンは、織田君にしては少し回転が遅いかな。そして大好きなサーキュラーステップ。今日も深い♪ この辺りで疲れているんだろうか。足替えシットスピンは足を替えてからの回転が微妙。ストレートラインステップは、前に自分でも言ってたけどトゥステップがいびつですよ、オニイチャン。やっぱりコンビネーションスピンにもっと時間が欲しいなぁ。クルクルクルクルもっと見ていたいのにもったいないなぁ。最後に勢いよく反りすぎてよろけたところはご愛嬌
(^ ^) エッジケースを着けてリンクサイドに上がり、手袋をとってモロゾフ先生と握手、そして織田先生に一礼して握手。あの一礼にはどんな気持ちがあったのかな。得点は77.91点、まずまず。
織田君は一旦ホテルに帰り、終わり頃にまた来た。ポンセロ君やベルネル君など、見れなかった部分のビデオを見る。翌日の女子SPの滑走順の紙を見て、「この子も撮っといて」とリクエスト。FSの抽選に行って戻ってから反省点など喋っていたら、ベルネル君が来た。SP1位に対して「おめでとう!」と言ったあと、(織田君の説明によると)「FSの抽選には行かないの?」「え?いや、もぅ‥‥‥」「行かないなら僕がひいてきてあげるよ」「いや、もう抽選終わったから。ボク19番。トマーシュは24番だったョ」「エッッッ?!?!?!」この抜け具合が人気の秘密だろうか
(^_^;;;
とりあえずSPが終わった織田君、リラックスした様子で、私と一緒にいたMさんに「アメちゃんどうぞ」などと勧めて、関西人ぶりを発揮。「関西ではアメに『ちゃん』付けるよね〜」「ウ◯◯ちゃんって言うしね〜」「‥‥‥」
1人棄権が出て24人になったので全員明日のフリーに進み、さらに公式練習が1グループ減って時間が変更になっていた。女子SPの競技と重なるので、その進行具合が気になるところ。ホテルに帰ってレストランで食事をして、部屋に戻る。ここのホテルには大きな犬(シェパードの雑種みたいなの)がいるけど、ものすごい恐がりで触らせてくれない。ホテルの人が綱を持って撫でさせてくれようとしても、力一杯後ずさる。写真ぐらい撮ってくればよかったなぁ。
※ 写真は上から、リンクの背後に2千mの山/夜のショーウィンドウ/同(クリスマスの飾りの店)/同/同(マジパンでできた食品サンプル?)