3月4日(木) 6時頃目が覚めた。 その時点ですでに寝過ぎているんだけど、起きても食事もまだだしこの時間にシャワーを使うのも憚られるので、ベッドでうだうだして7時過ぎに起きてシャワーを浴びる。
今日は午前中は何もないので、駅の方に買い物に寄る予定。 そのままリンクに行くつもりで荷物を持って行く。
まず来る時から止まっていた時計に電池を入れてもらうことにする。 最初に入った店では売っているだけで電池の交換は出来ないと言われたので、、もうちょっと高級そうなところを探す。 次の店は入口に鍵がかかった本物の(?)時計屋さん。 そこで交換してもらった。 7,10ユーロ。
お土産などをちょこちょこ買っていたらけっこう重くなってしまって、一旦ホテルに置きに帰ることにする。 こんなことならカメラなんか持って来なければよかった。
中央駅からリンクに向かうトラムに乗っているとパトカーが2台すごい勢いで走ってきて急停車。 線路の上に停まってしまったので、トラムは動けず立ち往生。 ダンスのODが始まっちゃうよ〜 (> <) 昨日のうちに滑走順の紙をもらってくるべきだったなぁ。 リンクに着くときわどく第1グループの練習中。 お目当ては第3グループ以降。 ヨカッタ‥‥‥

昨日折れ曲がったケーブルのピンは無理に戻したためか、今日は完全に折れてしまった。 げ〜〜 (-"-; こんな日に‥‥‥ (T T) 本体のズームは使いにくいし、今まで使ったこともないよ〜 しかたない、ダンスで練習して男子に臨もう。 でも当然ダンスより男子シングルの方が速いよな。 しかも撮る人数が半端じゃないぞ。 とりあえず織田君の前に何人か練習しよ‥‥‥
う〜ん、やっぱりリモコンないと難しい。 特に思い入れのないダンスでさえうっかり力が入ってしまい、急ズームに‥‥‥ 織田君の演技中にズームに気をつけていられるかどうか。 プログラムが頭に入っていることだけが救い。
ダンスが終わり整氷が済んで、男子フリーの競技開始まであと1時間。 早い選手はもうアップを始めている。 お腹が空いているような気もするけどもう何も食べる気にはならない。
2回目の整氷が入っている最中にOさんに遭遇。 初対面なので恐る恐る話し掛けて下さって、こちらからは見当のつけようもないので助かりました♪ 予定より1時間早く着いたそうで、最初から見れてよかった。 織田君の滑走順も早かったしね〜
続いて織田君が到着。 お腹空いてないかと聞くと「空いてない」と言う。 その後すぐにチームの方が来られて同じことを聞いた。 同じ返事をしてその方が去った後に織田先生が来て「お腹空いてない?」 (笑) 何故かみんな織田君を見るとそう聞きたくなるのかな (^o^)
初めはなんだかんだ喋っていたけど、そのうちすっかり黙りこくってしまった。 緊張してるんだね。 邪魔しちゃいけないので、Oさんに悪いなと思いながら私も沈黙。

織田君がアップを始めて間もなく競技が始まる。 1番滑走は地元選手。 この選手は予選を通過できなくて、特別枠なので自動的に1番滑走なのだそうだ。 予選はB組18位で通過まであと少しだったけれど、SPは最下位31位。 そして上位24人と競技するのだからなかなかキビシイ‥‥‥ 自力でフリーに残りたかっただろうなぁ。 大歓声がなんだか切ない。
驚いたのはウクライナの選手。 フリーでは6分間練習の前に1人ずつコールされて、リンク中央で挨拶してから練習が始まる。 名前を呼ばれて出て行くので、エッジケースを外すのを慌てて氷の上に置いて行ったんだと、最初は思っていた。 それが練習中もそこに置いたまま。 それでもまだウッカリ忘れちゃったんだと思っていた。 そしたら何と自分の演技中も氷の上に置きっぱなしだったから、いつもそういう習慣なんだろう。 選手の入口と出口が別なので、演技後コーチが拾って持って行ってた。 まぁ自分だけならどうしようと勝手だけど、氷の上に物を置くという無神経さはどうかと思う。
第1グループで Jamal OTHMAN 君と Marco FABBRI 君を撮る。 Jamal 君はなんで第1グループにいるのが変な感じ。 よく動くし踊れるのにジャンプがなぁ‥‥‥本人がキマった!と思ってる時でも着氷が決して美しくない。 勿体ないよ。 上位の風格はあるのに。
Marco 君は織田君の恋人‥‥‥もとい、織田君に片想い中のイタリア人 (*^ ^*) 話を聞いただけだと、織田君が小さくて可愛いから迫ってくるムンムンした男臭いのを想像していた。 今回初めて実物を見ると、織田君より華奢で小さいまだまだ子供みたいな子だった。 織田君のことをとっても好きみたいで、「ノブナリ〜、ガンバレ〜!」と日本語で応援してくれる。 エエ子や (^ ^)
あっと言う間に第2グループ。 最近は練習は撮らないんだけど、ズームに慣れるために撮影。 アクセルはおりたけどクワドは跳べる前に時間切れ。 織田君はこのグループの2番。 6分間練習が終わる頃から目と目の間がポ〜ッと熱くなってくる。 泣いてるんじゃないよ (^ ^; 発熱してる感じ。
前の選手の点が出るのを待っている時、前列に座っておられた濱田先生が「みんなで声出すから協力してね」うっ‥‥‥普段あんまり言わないから照れるぜチキショウ。 でも山田先生まで声援して下さるとなると言わないわけにはいかんな。 ビデオに声が入っちゃうのがね‥‥‥後から見るとき恥ずかしいんだよ (^ ^;

曲が始まる。 本当にこれは世界ジュニアのフリーなんだね。 がんばれ‥‥‥
まず3ルッツ+3トゥ+2ループ。 ルッツがあまり締められずに一瞬ダブルになったかと思った。 きっちりループまでついて拍手〜 (^o^) 続いてすぐ3アクセル。 思い切っていけ! パンクだけはするなョ。 半分ほど回転不足だけどなんとか転倒せずに着地。 3ループは危なげなくクリーンにキマる。 フライングキャメルがちょっと力ないというか遠慮がち。 次は3フリップ。 これがいちばん安心して見ていられるかな。 デスドロップは前よりよく回ってるけど、次の静止がまだ少し間延びした感じがする。 2つ目のコンボ、3サルコゥ+3トゥをキメ、次はいよいよ4トゥ。 日本人ジュニアとして初めてキメられるか?! あ〜惜しい、転倒。 でもクワドであることはわかってもらえたらしく、転倒したにもかかわらず大きな歓声と拍手。 ラストパートに入り、サーペンタインステップ。 ちょっとしんどそうか? 最後のジャンプ3ルッツをきれいにキメて‥‥‥あれ? 最後にもう1つ2アクセル! ジャンプ11個かぁ‥‥‥しんど‥‥‥ ジャンプが増えた分、コンビネーションスピンに入るのが遅れているのか必死で回っている。 曲が終わり肩で息をしながら、でも小さくガッツポーズ! 正面に礼、反対側にも礼、最後にこっち側にも頭を下げたあと、ニコニコしながら両手を振った。 やっぱり織田君はオランダでもスマイルなのだった (^ ^)/ この時点では1位。

席に戻ってきた織田君は晴れやかな嬉しそうな顔をしていた。 競技前の無口とは打って変わって、もうテンションは上がりっ放し。 1人終わるごとに順位を見に行って、自分のもだけど岸本君の順位を心配そうに見守っている。 後になればなるほど高得点も出てきて、でもその結果自分の順位が下がることになっても、良い演技には拍手や声援を惜しまない。 気持ちのいいやっちゃ!
イタリアのMarco 君は戻ってきた織田君にピタッとへばりついて離れない。 見ると靴を片方ずつ交換して履いている。 やーね (^ ^;
フリーの結果、1位はロシアの Andrei GRIAZEV 君、2位がアメリカの Evan LYSACEK 君、3位がアメリカの Jordan BRAUNINGER 君。 Evan 君は3アクセル+2トゥの同じコンボを2回跳んで、さらに合計コンボが4回。 しっかり減点されて点は伸びなかった。 なんでそんなこと?と言わずにいられない‥‥‥
表彰式の写真を撮っている間に、織田君がバナーを外して来てくれた。 ゴメンね、選手本人に片付けさせるなんて。
バスに乗ってもまだ織田君は喋り続けていた。 まるで今日の前半喋らなかった分を取り戻すかのように (笑) 予選からSP、フリーとわずかずつでも順位を上げてよかったね。 「周りが上げてくれた」と謙遜するけど、その中でミスをしないということが大事なんだよ。 滑走順が早かったからついそう感じるのだろうけど、9番滑走で順位を上げられる点を出させたのはたいしたもんだよ。
Golden Tulip Bel Air Hotel の前でバスを降りて、今日はトラムで帰る。 織田先生が駅まで送って下さった。 ホテルに帰り、食事をして、またそのまま寝てしまう。 昨日寝過ぎるほど寝ているのになんで普通に眠たくなるんだろう?

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